人工補強材を用いる手術法
人工補強材を用いて断裂している穴を塞ぐ手術法人工補強材を用いる方法として、以下の方法が代表的です。
人工補強材を用いた手術法のメリット・デメリット
メリット
- 術後の痛みやつる感じが少ない
- 早期に社会復帰が可能
- 再発率が少ない(1%以下)
デメリット
- 創部の感染に弱い
- 医療技術の差が出やすい
リヒテンシュタイン法
1989年に米国のリヒテンシュタインによって考案された手術方法です。
前立腺手術などを行っていて腹膜の前面を十分に剥離できない場合、また再発ヘルニアにて術野が十分に露出できない場合に行われます。外側からソケイ部全体をメッシュシートで覆い、縫い付ける方法です。