鼠径ヘルニアまとめ|最新手術|ポリソフト・オンフレックス法
ソケイヘルニアの治療について

最新の手術方法 ポリソフト法
(ポリソフト・オンフレックス法)

ポリソフト・オンフレックス法

2004年フランスのDr.Pelissierとバード社により、薄くて軽いメッシュを使ったポリソフト・パッチという製品が作られ、この軽量化されたパッチは柔軟性が高いために、手術後の痛みが少ないという報告もされました。日本でも2009年4月、このポリソフト・パッチが認可され使用可能となりました。

2009年6月に日本で最初の手術例の成功が報告され、その成績が良好なことから、現在まで主に使用されています。

薄いメッシュを用いた手術は、技術的に難しいですが、手術時間は約30分前後で、皮膚の切り傷の長さも2.5-4㎝です。

このポリソフト法は、全国のヘルニア専門医が集まる学会でも興味を集めています。
ポリソフト法は、完全に確立され、手術費用は、腹腔鏡手術の約1/3です。

※寺田病院の堀医師が当時、ポリソフト法による手術を行いました。

ポリソフト・オンフレックス法