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ソケイヘルニアの治療について

退院後について

退院後について

ほとんどの病院・クリニックで、手術後、約1週間後に手術を受けた病院・クリニックを受診します。受診した際に、患部の痛みなどの症状や手術創(傷口)の状態を観察し抜糸を決めます。

入浴は、手術翌日から可能ですが、手術創(傷口)が、ふやけた状態になると治りを悪くします。退院後、抜糸をするまでは、湯船につからず、シャワーにしましょう。

もし、テープがはがれ手術創(傷口)にお水がかかっても問題はありません。きれいに縫われた創からは、容易にバイ菌が入りません。水分をよくふきとり、消毒後、新しい保護材を貼ってください。

運動開始時期についてですが、下記の通りです。

手術後経過日数 可能な運動
手術翌日 痛まない程度、疲れない程度に軽い運動が可能
手術後2日以降 仕事もスタート可能
(ハードな作業でなければ、体調に合わせ可)
手術後4週間程度 ゴルフ、ジョギング、筋力トレーニングなどの激しい運動が可能

手術の創や体調に問題がなければ、徐々に通常生活に戻していただきます。約1ヶ月後に再度外来を受診し、症状・創の確認を行います。

丁寧な施設は、その後3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月、24ヶ月と定期的に経過観察を行います。

※ 手術を受けた方のその後のケアも考えている医療機関だといえます。