ウイキペディアに書かれてある臍ヘルニア治療法|でべそ治療
臍(さい)ヘルニア

ウイキペディアに書かれてある治療法について

圧迫療法について

圧迫療法について

ウイキペディアに記載されているコインや絆創膏を赤ちゃんのお臍に貼るのは、効果がないばかりか「コインで腸の血液が止まる」「絆創膏により皮膚がただれる」と書かれてあります。確かに以前のコインは固くて弾力性がなく、絆創膏は粘着度が強いなど、素材に問題がありました。
しかし、現在、スポンジと傷保護フィルムの組み合わせによる圧迫療法は、素材の進化により安全に施行でき、臍ヘルニア圧迫指導管理料として保険医療で認められた治療法になります。
但し、この治療法が有効なのは、幼児に限ります。
2歳以上のお子さんの場合は、手術での治療となります。

スポンジ圧迫法のメリットとデメリット

スポンジ圧迫法には、以下のメリット・デメリットがあります。担当医師と十分に相談したうえで、治療を始めましょう。

メリット

生後2ヵ月頃から始めれば、3ヶ月程度の治療期間で95%くらいが閉鎖します。また、皮膚が過剰に伸びることがないため、綺麗な形で治ります。

デメリット

圧迫法に使用する素材が進化したとはいえ、赤ちゃんの皮膚はデリケートです。そのため、20%くらいは皮膚が赤くなることがありますが、2~3日圧迫法をお休みすれば回復します。
スポンジ圧迫法の継続により皮膚炎になる赤ちゃんも5%程度の割合でみられます。