ソケイヘルニアのいろいろな症状について
ソケイヘルニアの症状
太ももの付け根周辺が膨らみます初期症状
座っていた状態から、立った時やお腹に力を入れたときにソケイ部(※2)の筋膜が緩み出来た入口の隙間から、腹膜や腸(主に小腸)にごく薄い腫れができます。通常は、指で押さえると引っ込む程度です。
- 時々現れる症状
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- 押すともとに戻る柔らかい膨らみ
- 突っ張り感
- 不快感や違和感
- 引っ張られる感覚
中期症状
太ももや足のつけねのソケイ部(※2)に何か出てくる様になり、腹壁や腸(主に小腸)などの臓器が出てくるので不快感や痛みを伴ってきます。お腹の中から腸が脱出してくるので、俗に「脱腸」と呼ばれています。
- 初期症状が常に、またはハッキリとした症状
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- 押すともとに戻る柔らかい膨らみ
- 突っ張り感
- 不快感や違和感
- 引っ張られる感覚
末期症状
ソケイ部(※2)の症状が出ている場所の腫れが、急に硬くなったり、膨れた部分が押さえても引っ込まなくなることがあり、お腹が痛くなったり、嘔吐する場合もあります。この末期の症状をヘルニアの嵌頓(かんとん※3)といいます。末期の症状では、早急に手術をしなければ、命にかかわることになります。
- 早急の手術が必要な症状
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- 膨らみが硬くなりもとに戻らない
- 強い痛み
- 吐き気